約 3,882,479 件
https://w.atwiki.jp/animerowa/pages/660.html
It is not the end. To be continued to 『Heaven's feel』 and 『Strikers』. ◆2kGkudiwr6 [Now -Will the scar on the mind remain forever?-] 「……帰ってきたんだ」 自分の家の扉の前。 最初に私が言った言葉が、それだった。 でも、言葉に感慨なんてない。気持ちはそれこそ曇天のように沈んでいた。 「どう説明すればいいのかしらね……」 歯を噛み締める。 あの子はきっと泣くだろう。 下手すれば藤村先生やイリヤまで泣くかも……いや、確実に泣く。 その覚悟ができていないから……私は、逃げている。 最初は衛宮邸に行くつもりだったのに、いつの間にか足は自分の家に向いていた。 ほんと、私は弱い。イヤになる。 いっそ無理を言ってでも連れてくればよかった。 話相手がいれば、少しは気分が紛れただろうに。 「Abzug Bedienung Mittelstand……」 陰鬱な気分に浸りながら鍵開けの呪文を口に出した。 すぐに靴を脱ぎ捨てて、寝室を目指す。できれば当分休んで気持ちを落ち着けたい。 けれど、それはなぜか……家の中から聞こえた足音に、止められた。 「え……?」 いったいどういうことか、考える時間さえない。 誰もいないはずの、その家に。 「もう、どこ行ってたんですか! 心配しましたよ」 エプロンをつけた桜が、本当に心配そうな表情で住んでいた。 「さ、桜……!? あんたなんでここにいるのよ!」 「? 何を言ってるんですか? 聖杯戦争が終わってから、姉さんが家で住まないかって誘ったんじゃないですか」 「あ……え、え!?」 思考が更に混乱する。 姉さん。そう呼んでくれたら、どれほど嬉しいと思っただろう。 けど、日常的に呼んでくれるほどまでには……仲良くなんてなっていない。 そんな私の混乱を少しも気遣わないで、桜はのんびりと首を傾げていた。 「時計塔から推薦状が来てましたけど、何か関係有るんですか?」 「推薦状……?」 「ええ。姉さんは聖杯戦争を優勝したんですから、当然だと思いますけど」 「なっ……!?」 「……どうしたんですか? 姉さん、本当に何かおかしいですよ……?」 本当に心配そうな顔で、桜は私の顔を覗き込んでいる。そこに、嘘とか遊びとか冗談とかはなかった。 けれど。私はそれに背中を向けて、入ってきた扉へ走り出していた。 「姉さん!? いったいどこに――」 「ちょっと……忘れ物……」 苦しい言い訳を告げて、靴を履いて走り出す。 強化魔術さえ使った自分の全速力で、広い庭を数秒も掛けずに突っ切った。 そのまま背中を確信めいた強迫観念に押されて、私はひたすら走り続ける。 流れていく風景にも気を止めず、息が上がるのも魔力が消耗するのも気にせずに。 優等生ぶるなんてことは少しもせず、一秒も休まないで私は走り続けた。 向かう先は、衛宮邸。 [Truth -Move the future -] そうして、やっと私は立ち止まった。 目の前には、もう見慣れた門と塀がしっかりと聳え立っている。 感慨も感じる余裕も無く、息を切らせながら武家屋敷の門を開け、中へと足を踏み出した。 手入れが行き届いていたはずの衛宮邸は、所々に雑草が生え始めていた。 かと言って廃墟というわけでもない。せいぜい二ヶ月程度放置されたくらいだろう。 ……二ヶ月。聖杯戦争が終わってから、ちょうど二ヶ月だ。 「来たのね、リン」 「……!? イリヤ!」 声が発せられたのは縁側から。 そこには白い少女が、のんびりと優雅に座っていた。 「だいぶ混乱してるみたいね。 何があったのかは知らないけど」 「ねえ、聞きたいことがあるんだけど。えっと……」 そう言ってみたはいいけれど、何を言えばいいのか分からない。 あまりにも分からないことが多すぎる。 そんな私を見て、イリヤはくすりと笑って…… 「……シロウとリンに何があったのかは知らないわ。 けれど、この世界に起きたことは知ってる」 真剣な口調で、話し始めた。 「ある事件が起きたわ。シロウとリンが、消えてしまう事件。そして帰ってきたのはリンだけ。 けれどシロウが消えたのは、バーサーカーが死んだ後。そしてリンが消えたのは、聖杯戦争が終わった後なの。 当然、矛盾が生じるわ。 シロウがあのタイミングでいなくなったのに、シロウが最後までいた聖杯戦争の終わりを体験したリンは存在する。 だから、世界からの矛盾の矯正が行われた。 世界だって生きてるもの。矛盾は世界にとって傷みたいなもの。だから、傷を治そうと世界から力が働いたの。 シロウ抜きで、かつ私達が行った聖杯戦争にもっとも近いような形に抑止力が歴史を作り変えた。 だからリンはサクラを一人で助けて、仲良くなったことになって…… 家主が死んだこの家にはもう、誰も来なくなった。タイガさえ」 イリヤの最後の言葉は、少しだけ暗くて……私も知らず知らずのうちに、歯を噛み締めていた。 納得がいかない。いくはずがない。 私がやったことじゃない。私が頑張ったことじゃない。 けれど世界は何の変わりもなく流れ、それどころか私は士郎の代わりに色んな物を得てしまっている―― それでも。イリヤは顔を下げずに、明るい顔で続けていく。 「でも、安心したら? 貴女はちゃんとセイバーに答えを教えられた。シロウと同じようにね。 世界からのプレゼントだもの、いわば天からの贈り物。 貰っておいた方がいいわ」 「…………」 答えはない。漏らした吐息は、少しだけ吹いた風にかき消された。 分かってる。返したって士郎が帰ってくるわけじゃない。 けれど……理解はできたって、納得できないことは、ある。 「……でも、だとしたらおかしいわよ。 なんであんたは、両方の記憶をしっかりと持ってるわけ?」 だから、答えを受け入れなくて、そんな言葉を出した。 それが――より陰惨な答えを紡ぐものだとは知らず。 「……単純よ。矛盾を矯正するために、大聖杯が溜め込んでる魔力が少しだけ使われたの。 だから当事者の貴女と清純な聖杯である私だけが、前の世界の記憶を保持することができた。 あんな聖杯でも、少しは力になれたみたいね」 愕然とした。 イリヤの言っていることは、つまり。 「じゃ、つまり……あの聖杯、まだ残ってるって事!?」 「貴女の取った戦法は最善よ、リン……ま、世界が矛盾を矯正するために「取らせた」行動なんだから当たり前か。 セイバーは私と契約させて貴女はランサーと組む。 さすがの英雄王だって、二人がかりじゃ流石に負けの目も出てくる。 鞘無しでセイバーが勝つには、それしかなかったでしょう。 けれど世界が矯正したのは『あなたがいなくなるまでの』世界。 つまり、未来のことを考慮に入れていない矯正だった」 「…………」 「記憶を探れば、思い出す……いえ、世界が思い出させるはずよ、リン」 イリヤの言葉を聞くまでもなく、脳裏に黒い光景が浮かんでくる。 薄暗い地下聖堂。そこにあったのは、聖杯の真実。 セイバーは遠い過去をおぼろげに思い出したかのような仕草の後、黒い聖杯を否定した。 凛とセイバーを片付けるように命じた言峰に、彼のサーヴァントの一人・ランサーが反旗を翻す。 自害しろという言峰の令呪。ランサー自身の槍がランサーを貫く瞬間、イリヤがセイバーに令呪を使いそれを阻止させる。 素早く凛と再契約したランサーに舌打ちし、言峰は英雄王にその場を任せて離脱した……イリヤという手土産を持ち出して。 撃ち出される宝具の雨と乖離剣。僅か二分の間に地下聖堂は崩壊し、戦場は地上へと移る。 そして、その後決着がつくまでに所要した時間は五分。 跡形も残していない言峰教会の前に膝を付くランサーとセイバー。それを英雄王が嘲笑い、慢心した瞬間。 凛の令呪が光り、ランサーにその宝具を通常以上の力で以って使わせた。 素早く英雄王は蔵に手をかけ、それに応えた鎖がランサーを束縛する。しかし、因果を逆転する槍は止まらない。 それでも自らの幸運により魔槍を回避した英雄王が見たものは……自らの鎧を斬り砕く『約束された勝利の剣』。 英雄王は最期まで愉悦の笑みを浮かべたまま消え、消耗しきったセイバーとランサーもまた凛に後を任せて消えた。 『大丈夫ですよリン。 私もこれから、頑張っていきますから』 そう言うセイバーの笑顔が、頭に浮かんでくる。 ……そして、言峰は聖杯を起動させて。そこから。 「リンはサクラの力を借りて、コトミネを倒した……圧巻だったわ。 二人とも凄い息が合ってて、あいつを相手にさえしなかったんだもん。 けどサクラと二人がかりでも、貴方達は聖杯を破壊できなかった……仕方ないけどね。 だから、私を助けただけで聖杯は放置された。蓄えられた魔力を使うことなく。 十年経てば、起こらなかったはずの第六回聖杯戦争が始まるでしょうね。いえ、もっと早いかもしれない」 イリヤの言葉に、私は俯いた。 どこまで私は間抜けなんだろう。 結局、世界だとか抑止力だとかそんな神様じみたモノに後押しされても、私は士郎のように出来なかったんだ。 しばらくして、私はゆっくりとイリヤに背を向けた。 「どうするの、リン?」 「決まってるわ。準備するの。 きっちり優勝した後、あの聖杯を今度こそぶっ壊す。 士郎が出来なくなっちゃったことは、私が必ず……」 風に髪をなびかせて、私はそう断言した。 だって、そうするしかない。 聖杯戦争を頑張って勝ち抜いたのはアイツだ。 私に優勝者としての栄誉なんて受け取る資格はない。私が努力して手に入れたものじゃ、ないから。 だけど、返すことなんてできない。返しようがない。 こんな方法でこんな栄誉をアイツから奪ったって、ただ腹立たしいだけなのに。 そもそも、今こうやって桜と話せているのも、私が頑張っているからじゃない。 アイツが死んで矛盾が生じた結果、それこそ棚からボタ餅のようにこんな結果が手に入っただけ。 貰える物は確かに貰う主義だけど。こんな貰い方なんて、しても嬉しくなんかない だから――貰ったぶん、ちゃんと違うものを私の手で返さないと―― 「イリヤはどうするの? なんなら私の家に……」 「……家族は一緒にいるものよ、リン。貴女とサクラが一緒になれたように」 そのか細い、どこか悟ったような声で、やっと私は気付けた。 どうして、今まで気がつかなかったんだろうとさえ思う。 彼女の様子は、まるで死期を悟った動物のようだと。 「私は、長くない。 だからせめて……家族が過ごしてた家で最期を迎えたいかな……」 イリヤの声は、私じゃなく遠くに向けられていた。 私の喉まで上がってきた声は、言葉にならずに息として漏れる。 もし世界の矛盾矯正のために聖杯の力が使われたと言うなら。 その聖杯の器であるイリヤの体は……もう限界なんだ。 「……っ」 また、失うものが増える。 けれど、私はイリヤに挨拶をして、しっかりと歩き出した。 支えてくれる、人達がいる。支えてくれた、人達がいる。 それなのに立ち止まってしまうのは……きっと彼らに、失礼だ。 「エミヤくん、私ね――」 ちょうど衛宮邸の敷地を出たところで、またひとしきり風が吹いて。 それに釣られるように空を見上げ――彼の名を呼んで、誓いを立てた。 [Battle -The decisive-] 最後の、戦いだった。 闇の書内部空間。薄暗いそこで行われていた戦いは、 衛宮士郎と言峰綺礼の戦い、アルトリアとギルガメッシュの戦いと酷似していた。 紅の鉄騎の動きは、どこまでも機械的。 故に……彼女が撃ち出した鉄の燕には容赦も油断も傲慢もない。 同時に凛が返したのはディバインシューター。まるで贋物のような拙い魔弾は、たった一つさえ撃ち落とせない。 まるで出来損ない。精度が違う。技術は未熟。威力は劣化。魔力は遠く及ばない。 それでも――それでも、膝は折らなかった。 回避し、防ぎ、受け続け。それはいったい何度目の攻防か。 ついに十羽ほどの燕が直撃した。いや、直撃ではない。砕かれたのは夫婦剣。 体勢を崩さえ、吹き飛ばされながら、それでも赤色の防御壁に覆われた凛に傷はない。 それを飲み込もうとするかのように、三十羽にまで増えた鉄の燕が飛翔する。 刹那――燕の目前に比類なく美麗な黄金剣が立ちふさがり、爆発した。 幻想はより強い幻想の前に敗北する。壊れた幻想は燕を一つ残らず砕き、天井までも、空間までも砕きゆく。 凛は破壊の痕を見ない。天井も見ない。 爆破に続いて撃ち出され、地に突き刺さって輝く幻想だけを見た。 素早く駆け寄った凛が鞘から剣を抜き放つ。 逃すまいと、紅の鉄騎の武器が巨大化する。振り下ろされたそれを、鞘が輝きながら阻む。 否、輝くのは鞘だけではない。 魔術刻印に刻まれた「魔法」。その業を以って、凛は聖剣に魔力を集束させる。 黄金剣の名を、カリバーン。失われた騎士王の剣。 鞘の名を、アヴァロン。全て遥か遠き理想郷。 魔法の名を、スターライトブレイカー。星の名を冠する魔法。 聖剣の名を、エクスカリバー。星に鍛え上げられた神造兵器。 まばゆい星の光が、あたりを包み込む。 その光を見てやっと、凛はあの英霊の真名を知ったのだ。 [6 years after -Fate/stay night-] 「あー、肩こった」 腕を回しながら、私はそれなりに立派な感じの建物を後にする。 あれから、私はたまにミッドチルダとの間を往復しながら時計塔を卒業、一人前の魔術師として認められた。 その後は時計塔に自分の研究室を構えながら、たまにミッドチルダで研究者としての仕事をこなしている。 ミッドチルダでは私の世界の資料はそれほどないらしい。まあ、こっちの魔術師の基本は神秘を隠匿することだから当然か。 おかげで、第二魔法と異世界の転移を絡めれば研究することなんて腐るほどあった。 そして今日もまた、ちょっと色々と発表してきたところというわけだ。 「あんまり遅れるとリイン達が文句言うしね……」 風景はもうとっくに夜の闇に染まっている。 あくびをしながら、外で待っているだろう彼女達のところへ歩き出した。 だけど、待っていたのはリイン達だけじゃない。そこに、同業者がいた。 「あら、ユーノじゃない? どうしたの?」 「やあ、凛。たまたま僕も出席したからね。ついでだから一緒に帰ろうと思って」 車の前でリイン達と一緒にいたのは、女の子みたいな顔の美少年。 彼はユーノ・スクライア。無限書庫の司書長だ。 研究者として私の同業者であり、様々な本を貸してくれる協力者であり、私の世界の内容を記した本を売る商売相手でもある。 手を上げて挨拶した私に、横からリインが口を出した。 「遅かったな」 「あ、リイン。待ってた?」 「それなりに。それより凛、周囲の反応はどうだった?」 リインは未だに私をマイスターと呼ばずに凛と呼ぶ。 いつかマイスターと呼ばせてやる、というのが私のささやかな野望だったりする。 「そこそこってとこかしら。 ま、第二魔法を絡めればなんでもウケるってわけでもないわね、当たり前だけど。 根本的に違う部分も多いから、結構現実離れしてるところも多いし」 「謙遜するなあ。 君の発表した理論のおかげで管理局の仕事がすごいスムーズになるって話じゃないか」 「そうなんだけどね……」 とりあえず車に乗りましょ、と告げて私は車の鍵を開けた。 皆が乗り込んだのを確認して、エンジンを掛けて走り出す。 周囲はもう夜。夜景を視界に捉えながら、私はアクセルを踏みつつ会話を続けた。 「あれは第二魔法の理論のほんの一部だけをミッドチルダの魔法に転用したものに過ぎないわ。 私ができたのはあくまで異世界の管理だけ。まだ並行世界の管理の手前なのよ。 ミッドチルダの技術じゃ完全に違う世界には行けても、 この世界ととてもよく似通った、けれど少しだけ違う世界には行くことはできないでしょう? そういう点では私の研究はまだまだ終わってないの。大師父が私の前に現れてないのがその証拠。 ……ま、異世界に行ける時点でじゅうぶん「魔法使い」なんだけどね。 それより、そっちの研究はどう? 確か、ロストロギアの研究って聞いたけど」 「まずまず、ってとこかな。 君の教えてくれた宝具って存在は非常に参考になったよ」 ユーノは魔法ではなくそういった古い遺跡とか物の研究をしているらしい。 宝具とかそういったものは、彼にとってそれこそ宝物のようだ。 とある執行者に現存する宝具を見せてもらったときは、彼はそれこそ子供みたいに大喜びだった……いや、子供だけど。 だからなんだろうか。 ここまでやたら学術的な方向だった会話は、急に日常的な方向に変わり始める。 「その時はリインフォースにも手伝ってもらったっけど、まだあの頃は小さくはなかったなぁ」 「そういえばそうねぇ」 「…………」 過去を懐かしむように笑顔で言ったユーノに釣られるようにして、思わず私も笑い出す。 フロントミラーを見れば、後ろでリインが頬を膨らませている。そのサイズは私よりずっと小さい。 そう、リインフォースは最近小さくなった。 まるで妖精みたいなサイズで周囲を飛び回るし、容姿も幼い。無愛想だけど。 その理由は魔力消費を抑えるために普段は体を小さくするようにした、とか。 なんだかんだ言って私を気遣ってくれてるみたいだ。 まあ、当然と言えば当然か。ことあるごとに彼女は、私があんまり情けなくて放っておけないから残ったのだ、とか言うんだから。 「アルフだって魔力消費を抑えるために姿を変えただろう。 私もそれに倣っただけだ」 「でも、小さいリインとそっくりなのはどうかなぁ……」 むくれたリインに、ユーノは顔を後ろに向けながら言葉を返した。 後部座席にいた女の子は二人。 リインの脇にいるのは、小さくなったリインとそっくりで大きさの女の子。彼女もまた、デバイスだ。 リインフォースは、暴走プログラムと共に失われた魔法を時間と共に少しずつ確実に使えるようになってきた。 それはミッドチルダ式だったりベルカ式だったり守護騎士プログラムだったりバラバラだけど、着実に回復したものは増えてきてる。 けど、修復のめどが立ってないものもまた多い。融合機能もその一つ。 小さいリインことリインフォース・ツヴァイは、それを補うために作り出されたユニゾン・デバイスだ。 逆に言えば初代の方はデバイスとしてはそれほど機能できていないため、実質的には使い魔のような状態だということも意味している。 魔力消費を抑えるようにしたのは、実は本人がそれを気にしているからだったりする。 「私からすれば双子みたいで嬉しいのですよ~、お姉さま」 「お、お姉さまと言うのはやめろと言っただろう!」 「じゃあお姉ちゃん」 「なぜそうなる!?」 車の後部座席から聞こえてくるほほえましい言い争いに、思わず私もユーノも笑っていた。 二人はほとんど同じ容姿なのに性格はぜんぜん違う。 初代リインの方はぶっきらぼうなのに、リインⅡはとても素直で可愛らしい。 ……まあ、感情が豊かなのはどっちも同じだ。 その証拠に、初代の方は言葉とは裏腹に頬を真っ赤に染めている始末。 そもそもⅡは妹みたいな感じで作って欲しい、なんてことを言い出したのは初代本人だったし。 私が笑っているのに気付いたのか、初代リインは私の方に矛先を向けた。 「よそ見するな、こちらを見るな! 運転中に危険だ!」 「いやあ、僕だったら運転しててもこんな光景は見逃さないよ」 「あ、やっぱりユーノもそう思う?」 「……ぐ」 「お姉ちゃん、落ち込んじゃ駄目なのですよ。そんなお姉さまもかわいいです」 「……せめて統一してくれ」 「ほんとちびリインには弱いわよね~、リインって」 「…………」 あくまめ、などと初代リインが呟いた……その瞬間だった。 突如爆音が響き、炎が舞い上がる。 思わず反応して振り向いた先にあったのは、真っ赤に炎上している空港だ。 そして鳴り響く警報と、何かの魔力反応。そして慌てて飛んでくる管理局員。 私はすぐに事態を把握した。すぐに車を停止させて、外に出る。 「ちびリイン、貴女は皆を呼んで。そっちの指揮は貴女に任せる。 リインは単独で行動、現場の隊長の許可を取った後消火に務めて頂戴。私は中の要救助者を救出するから!」 「はいです、凛ちゃん!」 「了解した!」 命令を出しながら、素早く私は赤い宝石を取り出してバリアジャケットを纏った。 同時にリインが本来の姿……私と同じくらいの女性の姿に戻る。 二人が飛び立ったのに遅れて私も行こうとした矢先。 ユーノの声が、私を止めた。 「二人に任せて君は休んだほうがいい。さっき色々と仕事してきたばっかりじゃないか」 「これでも管理局の予備役やってるのよ、私。行かないわけにはいかないでしょう」 「……よく体が持つなあ」 「だからリインやヴォルケンリッターがいるのよ。冬木の管理は桜に任せてるしね」 「でも、君は並行世界の管理って魔法を目指してるんだろ? 予備役は関係無いと思うんだけど……」 思わず、立ち止まる。 ユーノの言葉はもっともだろう。 二兎を追うものは一兎をも得ず。遠坂家の宿願は、寄り道をしながら得られるほど容易くはない。 ……けれど。それでも、私はもう一つの方も追い求めたいんだ。 父さんから受け継いだものと同じくらい、大切なものだから。 「本当の目的はね。 けど、死んじゃった人達から、モノを色々と貰うはめになっちゃったから」 それは、その人が頑張った結果とか。 その子が大切にしていた杖とか。 彼らが頑張って作り出した、魔法とか。 「……ムカつくのよ、そういうの。等価交換じゃないもの。 そんな理不尽な貰い方して貰ったモノの分は、ちゃんと返さないと。 だから……望んでいた夢も、叶えてやってもいいって思った」 自分の――遠坂家の宿願を捨てたわけじゃない。 けれど彼が求めた夢も彼女が持っていた意志も、魔法使いになるのと同じくらいに簡単に手に入るものじゃない。 それは自分の力を人を守るために使うという、強い心だったり。 ――正義の味方という、夢物語だったり。 「それに、もうしばらくすれば私の街が大変なことになるから。 次の聖杯戦争に備えて間桐の蟲爺が何かやってるみたいだし、 桜がふわふわ浮いてる変な機械を見かけたって言ってたし。 それまでにできるだけ実力を付けておかないと、アイツを召還した時に笑われちゃう」 あの中で気付いたのだ。聖杯戦争で私の呼べる英霊は一人しかないことに。 遠坂凛が呼ぶのは、あの赤い英霊以外に在り得ない。だって、あいつはアイツだから。 だから、今度はミスをしないでしっかりと呼んでやる。そうして……伝えたい。 ユーノは以前私から聖杯戦争について聞いているからか、私の言葉に疑問を挟む事はしなかった。 代わりに。いつの間にか、スーツからバリアジャケットに着替えていた。 「ユーノ?」 「僕も手伝うよ。 これでもヴィータから逃げ切れた身だからね、戦力にはなれると思う。 僕の役割は背中を守ることだって、なのはと一緒にいて分かったからね」 「……うん、頼むわ。ちびリイン達の援護、お願い」 二人の後を追うようにユーノが飛んでいくのと、。私が愛用のデバイスに魔力を逃しこんだのは、ほぼ同時。 すぐに、赤い宝石は桜色の魔杖に形を変えた。 黄金に光る先端が、周囲に煌く星の光を反射する。 「久しぶりの実戦、いけるわよね?」 『All right, my second master』 「よし――飛ばすわよ!!!」 愛杖の答えに笑みを浮かべて、私は夜空へと飛び立った。 空港で起こった事件を、解決するために。 これから私の知りうる範囲で起こっていく事件を――解決していくために。 いくら手を伸ばしても、掴めないものはある。 ……それでも、届かなくても胸に残るものがある。 同じ時間にいて、同じものを見上げた。だからこそ、覚えているものがある。 今は走り続けようと思う。一人じゃなくて、みんなと一緒に。 そうすれば、彼らが目指していたものも、きっと―― [an epilogue -Starlight-] これは、世界のほんの片隅のお話。 人間が短い生の間に紡いだ、星から見れば塵のようなお話。 ――Withstood pain to create weapons. waiting for one's arrival. 数人が欠けたところで、世界には何の矛盾も起こらない。 正義の味方も魔術師も、星の少女も消えはしない。ただ一人の少女が兼任することになっただけ。 だから世界にとって、それはただその程度のお話だったけれど。 ――I have no regrets.This is the only path. 少女にとっては、とても、冷たくて、大きくて――忘れても変えてもいけない、お話で。 ―――My whole life was “unlimited blade works”. だからその体はきっと……無限の思いを継いでいた。 Fin 投下順に読む Back 答えはいつも私の胸にNext After2 -夢の続き- 時系列順に読む Back 答えはいつも私の胸にNext After2 -夢の続き- 298 GAMEOVER(5) 遠坂凛
https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/6231.html
【登録タグ Abyss nova C FELT 曲 美歌 聖徳伝説 ~ True Administrator】 【注意】 現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。 この問題は、以下のいずれかが原因となっています。 ページがAMP表示となっている ウィキ内検索からページを表示している これを解決するには、こちらをクリックし、ページを通常表示にしてください。 /** General styling **/ @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight 350; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/10/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/9/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/8/NotoSansCJKjp-DemiLight.ttf) format( truetype ); } @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight bold; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/13/NotoSansCJKjp-Medium.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/12/NotoSansCJKjp-Medium.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/11/NotoSansCJKjp-Medium.ttf) format( truetype ); } rt { font-family Arial, Verdana, Helvetica, sans-serif; } /** Main table styling **/ #trackinfo, #lyrics { font-family Noto Sans JP , sans-serif; font-weight 350; } .track_number { font-family Rockwell; font-weight bold; } .track_number after { content . ; } #track_args, .amp_text { display none; } #trackinfo { position relative; float right; margin 0 0 1em 1em; padding 0.3em; width 320px; border-collapse separate; border-radius 5px; border-spacing 0; background-color #F9F9F9; font-size 90%; line-height 1.4em; } #trackinfo th { white-space nowrap; } #trackinfo th, #trackinfo td { border none !important; } #trackinfo thead th { background-color #D8D8D8; box-shadow 0 -3px #F9F9F9 inset; padding 4px 2.5em 7px; white-space normal; font-size 120%; text-align center; } .trackrow { background-color #F0F0F0; box-shadow 0 2px #F9F9F9 inset, 0 -2px #F9F9F9 inset; } #trackinfo td ul { margin 0; padding 0; list-style none; } #trackinfo li { line-height 16px; } #trackinfo li nth-of-type(n+2) { margin-top 6px; } #trackinfo dl { margin 0; } #trackinfo dt { font-size small; font-weight bold; } #trackinfo dd { margin-left 1.2em; } #trackinfo dd + dt { margin-top .5em; } #trackinfo_help { position absolute; top 3px; right 8px; font-size 80%; } /** Media styling **/ #trackinfo .media th { background-color #D8D8D8; padding 4px 0; font-size 95%; text-align center; } .media td { padding 0 2px; } .media iframe nth-of-type(n+2) { margin-top 0.3em; } .youtube + .nicovideo, .youtube + .soundcloud, .nicovideo + .soundcloud { margin-top 0.75em; } .media_section { display flex; align-items center; text-align center; } .media_section before, .media_section after { display block; flex-grow 1; content ; height 1px; } .media_section before { margin-right 0.5em; background linear-gradient(-90deg, #888, transparent); } .media_section after { margin-left 0.5em; background linear-gradient(90deg, #888, transparent); } .media_notice { color firebrick; font-size 77.5%; } /** Around track styling **/ .next-track { float right; } /** Infomation styling **/ #trackinfo .info_header th { padding .3em .5em; background-color #D8D8D8; font-size 95%; } #trackinfo .infomation_show_btn_wrapper { float right; font-size 12px; user-select none; } #trackinfo .infomation_show_btn { cursor pointer; } #trackinfo .info_content td { padding 0 0 0 5px; height 0; transition .3s; } #trackinfo .info_content ul { padding 0; margin 0; max-height 0; list-style initial; transition .3s; } #trackinfo .info_content li { opacity 0; visibility hidden; margin 0 0 0 1.5em; transition .3s, opacity .2s; } #trackinfo .info_content.infomation_show td { padding 5px; height 100%; } #trackinfo .info_content.infomation_show ul { padding 5px 0; max-height 50em; } #trackinfo .info_content.infomation_show li { opacity 1; visibility visible; } #trackinfo .info_content.infomation_show li nth-of-type(n+2) { margin-top 10px; } /** Lyrics styling **/ #lyrics { font-size 1.06em; line-height 1.6em; } .not_in_card, .inaudible { display inline; position relative; } .not_in_card { border-bottom dashed 1px #D0D0D0; } .tooltip { display flex; visibility hidden; position absolute; top -42.5px; left 0; width 275px; min-height 20px; max-height 100px; padding 10px; border-radius 5px; background-color #555; align-items center; color #FFF; font-size 85%; line-height 20px; text-align center; white-space nowrap; opacity 0; transition 0.7s; -webkit-user-select none; -moz-user-select none; -ms-user-select none; user-select none; } .inaudible .tooltip { top -68.5px; } span hover + .tooltip { visibility visible; top -47.5px; opacity 0.8; transition 0.3s; } .inaudible span hover + .tooltip { top -73.5px; } .not_in_card span.hide { top -42.5px; opacity 0; transition 0.7s; } .inaudible .img { display inline-block; width 3.45em; height 1.25em; margin-right 4px; margin-bottom -3.5px; margin-left 4px; background-image url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2971/7/Inaudible.png); background-size contain; background-repeat no-repeat; } .not_in_card after, .inaudible .img after { content ; visibility hidden; position absolute; top -8.5px; left 42.5%; border-width 5px; border-style solid; border-color #555 transparent transparent transparent; opacity 0; transition 0.7s; } .not_in_card hover after, .inaudible .img hover after { content ; visibility visible; top -13.5px; left 42.5%; opacity 0.8; transition 0.3s; } .not_in_card after { top -2.5px; left 50%; } .not_in_card hover after { top -7.5px; left 50%; } .not_in_card.hide after { visibility hidden; top -2.5px; opacity 0; transition 0.7s; } /** For mobile device styling **/ .uk-overflow-container { display inline; } #trackinfo.mobile { display table; float none; width 100%; margin auto; margin-bottom 1em; } #trackinfo.mobile th { text-transform none; } #trackinfo.mobile tbody tr not(.media) th { text-align left; background-color unset; } #trackinfo.mobile td { white-space normal; } document.addEventListener( DOMContentLoaded , function() { use strict ; const headers = { title アルバム別曲名 , album アルバム , circle サークル , vocal Vocal , lyric Lyric , chorus Chorus , narrator Narration , rap Rap , voice Voice , whistle Whistle (口笛) , translate Translation (翻訳) , arrange Arrange , artist Artist , bass Bass , cajon Cajon (カホン) , drum Drum , guitar Guitar , keyboard Keyboard , mc MC , mix Mix , piano Piano , sax Sax , strings Strings , synthesizer Synthesizer , trumpet Trumpet , violin Violin , original 原曲 , image_song イメージ曲 }; const rPagename = /(?=^|.*
https://w.atwiki.jp/continues/pages/15.html
Master tomma. Demolition Members -Team Continues- tomma. ブルバ S1eSt4 君のことがすき家 かもo -Team EKsplodigi- Kz.sela とうふとーふ えとろふ 和風Pasta KUGIPOST Sub-Members てはぁ Xx華嵐xX うpやま LilyWhite フラン1q tamagoice 国際平和維持軍 カシューナッツ555
https://w.atwiki.jp/kokigame/pages/480.html
ぱすてるちゃいむCONTINUE 405 名前: 名無したちの午後 投稿日: 02/03/01 23 27 ID FbEGLIVm まだ出てなかったので一応。 アリスソフトの「ぱすてるチャイム」に手コキあり。 卒業式当日、密かに慕われていた後輩に突然気絶させられ保健室のベットに縛られて手コキ。ダークではないよ。 射精CGはないけど、原画のかれん氏の絵が非常によい。 320 :名無したちの午後 :2005/07/09(土) 22 29 16 ID x9gLPhb2 ぱすちゃCのフィル。 悪魔っ子コスプレ手コキよかった。 指でフェラ時の舌の動きを再現するシチュがツボはまり。 関連レス
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/2764.html
ぱすてるチャイムContinue メーカー アリスソフト 発売日 2005年 6月17日 対応機種 PC.PSP ファンタジー世界を舞台にした剣と魔法のエロゲー恋愛育成RPG PSPへの移植は追加要素を加えてコンシューマ用にアレンジされている 又、ファンディスクのぱすチャC++??からも一部コンテンツが入っている
https://w.atwiki.jp/toho/pages/6523.html
Continuity サークル:みかん箱 Number Track Name Arranger Original Works Original Tune Length 01 Continuity マンダリン 東方地霊殿 ハルトマンの妖怪少女 [07 08] 02 無意識の海 マンダリン ダブルスポイラー 無間の鐘 ~ Infinite Nightmare [05 04] 03 心の隙間 ハム 東方地霊殿 ラストリモート [04 14] 04 495年の探求の旅 マンダリン 東方紅魔郷 U.N.オーエンは彼女なのか? [06 08] 05 Circulation マンダリン 東方花映塚 彼岸帰航 ~ Riverside View [04 48] 詳細 東方紅楼夢8(2012/10/07)にて初頒布 イベント価格:300円 ショップ価格:429円(税込:450円) Arranger ハム: (Foxtail-Grass Studio) レビュー 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mrfrtech/pages/100.html
Content Analytics Market Overview Content Analytics Market is defined as a group of technologies that can process digital content and use behavior while engaging and consuming the content. For instance, news sites, social media platforms, customers, documents etc., to answer specific questions. Content is one of the important tools for enhancing and exposing the market to engage consumers. It is a way to engage the consumers and keep them on their toes. It fulfills required business goals like brand awareness, increasing revenue, creating leads, etc.; in the pandemic, several market revenue decreased. However, the rising use of cloud-based technologies increased in the COVID 19 outbreak, due to which the market got positively impacted. The effect of the pandemic is decreasing, and it will accelerate the market. The tech giants are forming new developments, and regions rising digitalization will push the market towards potential growth. As cloud technologies are easing business operations, it will increase the demand for content analysis; these factors will fuel the market. The increasing popularity of online mediums such as Instagram, Facebook, Linkedin, and youtube upsurge the demand for content analytics and will help in the market s progression, creating many opportunities for the Content Analytics Market. Many companies adopt content analytic software for major growth; such advantages will foster the market. The inability and disruption in the industrial operation and supply chain function are huge restraints for the market. Still, people are there who lack awareness, and the growing concern and the data breach are challenges the market will have to cross to gain growth. Request a Free Sample @ https //www.marketresearchfuture.com/sample_request/3956 Major Key Players Due to the presence of multiple players who strive to capture a greater share, the global content analytics market appears to be moderately fragmented during the forecast period of 2017 and 2023. The report published by Market Research Future has profiled the significant players in the content analytics market to provide a comprehensive overview of their operations and strategies. Some of these prominent players present in the global Content Analytics Market include International Business Machine Corporation (U.S.), Adobe Systems, INC. (U.S.), Clarabridge, INC. (U.S.), Interactive Intelligence Group, INC. (U.S.), Opentext Corporation (Canada), Oracle Corporation (U.S.), Verint Systems (U.S.), Nice Systems LTD. (Israel), SAP SE (Germany), and SAS Institute, INC. (U.S.). Segmental Analysis The Content Analytics Market is segmented by application, deployment and vertical. The market is divided into the on-premise and cloud-based on the application segment. The cloud-based content analysis software will gain a high growth rate in the forecast period. The application segment is bifurcated into social media analytics, web analytics, text analytics, speech analytics, etc. Social media analytics will dominate the market in the forecast period as most people spend their time on social platforms. Not only people but different enterprises and industries also use this platform to improve market growth as this increases exposure. The variables of the vertical segment of the Content Analytics Market are IT and Telecommunication, media and entertainment, retail and consumer goods, healthcare, government, BFSI, travel and hospitality, and others. Regional Analysis The Content Analytics Market is studied in five major regions such as North America, Asia Pacific, Europe and other parts. North America will register a high CAGR in the market in the forecast period. The presence of major vendors and the rising use of content analytic software will improve the market condition in the forecast period. The Asia Pacific is growing in the second position due to the high adoption of digitalization. The region is also experiencing high development in IT structure and will propel the market. Industry Update LinkedIn has announced to the customers that it is bringing some new tools for creators, including improved content analytics, new profile video tools, newsletter showcase options, a subscriber bell for update notifications, etc. Access Report Details @ https //www.marketresearchfuture.com/reports/content-analytics-market-3956 Table of Contents 1 Market Introduction 1.1 Introduction 1.2 Scope of Study 1.2.1 Research objective 1.2.2 Assumptions 1.2.3 Limitations 1.3 Market Structure 2 Research Methodology 2.1 Research Type 2.2 Primary Research 2.3 Secondary Research 2.4 Forecast Model 2.4.1 Market Data Collection, Analysis Forecast 2.4.2 Market Size Estimation Continued…. View Similar Report** Mobile Security Software Market https //writeonwall.com/mobile-security-software-market-size-key-players-with-product-particulars-applications-future-trend-business-growth-market-size-key-players-update-business-statistics-and-forecast-till-20/ Casino Market https //tealfeed.com/antivirus-software-industrykey-players-product-particulars-breig Antivirus Software Market https //tealfeed.com/antivirus-software-industrykey-players-product-particulars-breig List of Tables Table 1 Content Analytics Market, By Application Table 2 Content Analytics Market, By Deployment Table 3 Content Analytics Market, By Vertical Table 4 Content Analytics Market, By Region Table 5 North America Content Analytics Market, By Application Continued…. List of Figures Figure 1 Research Type Figure 2 Content Analytics Market By Application (%) Figure 3 Content Analytics Market By Deployment (%) Figure 4 Content Analytics Market By Vertical (%) Figure 5 Content Analytics Market By Region (%) Continued… About Market Research Future At Market Research Future (MRFR), we enable our clients to unravel the complexity of various industries through our Cooked Research Report (CRR), Half-Cooked Research Reports (HCRR), Raw Research Reports (3R), Continuous-Feed Research (CFR), and Market Research Consulting Services. MRFR team have supreme objective to provide the optimum quality market research and intelligence services to our clients. Our market research studies by Solutions, Application, Logistics and market players for global, regional, and country level market segments, enable our clients to see more, know more, and do more, which help to answer all their most important questions. Contact Market Research Future (Part of Wantstats Research and Media Private Limited) 99 Hudson Street, 5Th Floor New York, NY 10013 United States of America 1 628 258 0071 (US) 44 2035 002 764 (UK) Email sales@marketresearchfuture.com Website https //www.marketresearchfuture.com
https://w.atwiki.jp/timeattack/pages/386.html
【SFC】MOTHER2 ゲームクリア【写真屋回避・EDポーラ同行のみバグ技有り】【連射無し】 ゲームをスタートし、ED終了時までを測定(リセット~TO BE CONTINUED?まで) 順位 タイム 日付 配信者名 その他一言 ゲームクリア【なんでもあり】【連射無し】 ゲームをスタートし、ED終了時までを測定(リセット~TO BE CONTINUED?まで) 順位 タイム 日付 配信者名 その他一言
https://w.atwiki.jp/rsbuygoldq/pages/45.html
My partner and i enjoy to get a continuing time in the particular Runescape and also buy several skills to perform money in Runescape, a proven way that i switch on has been by means of the particular Apache talent a href="http //www.4rsgold.com/Runescape.Gold" strong Buy Runescape Gold /strong /a . The particular Apache success will be ablaze regarding education upwards the charactor and also superior from the video game. Almost all you have got to carry out will be aces the declines coming from loved-one s birthday and also each huge an individual wipe out when you go along, that totally will be so easy. When you blend those items which can be decreased, examination these inside the sum checker by the end regarding loved-one s birthday and also each vacation. You may anon switch on to find out that you will be agreeing to funds, and also quickly! Previously an individual acknowledge completed the Apache process, or even a handful of Apache jobs in the line, it is possible to see a Fantastic Swap and also market the things. Even when those items are certainly not extramarital relationships properly, extramarital relationships those items on the everyman sum inside the Fantastic Swap, can acquiesce one to nonetheless attain big money. My partner and i on your own boilerplate with atomic 3 hundred 700k per day coming from apache jobs. Soon after a good loved-one s birthday regarding education apache for a couple hrs per day, you might be seeking with a couple of 5M weekly. Since the apache Akin boosts, you may switch on to have more difficult jobs which can be finest and also extra challenging a href="http //www.4rsgold.com/Runescape.Gold" strong Cheap Runescape Gold /strong /a . These kinds of enemies bead extra respected things, you may alpha dog to be able to rake inside the rare metal in the event you capacity Apache akin 80+. My partner and i acknowledge any said finest regarding above a couple of. 5M in one day, and it s also available to obtain a lot more, dependent aloft the job.
https://w.atwiki.jp/osanana/pages/388.html
06月 2005年 ALICE SOFT 戦う幼なじみ 440 :名無したちの午後 [sage] :2011/03/20(日) 01 45 37.90 ID 8shfUEvE0 ぱすてるチャイムContinueの竜胆リナ、ユウキの事が好きながらその性格から 空回りしたりトラブルによく巻き込まれたりするw ユニットの性能ももう1つで全体的な人気が微妙というのも納得。 ただリナルート終盤ではユウキと共にラガヴリや敵に立ち向かうなどキチンと締めてるし 明るくいろいろな事をこなす所やシナリオ補正などからも 個人的にはバトル系の幼馴染では前スレの終わりで上げた4人と同等の評価。 性能はともかく最後まで一緒に戦えたのも大きいし戦う幼馴染、特にSLGやRPGでは 主人公とどれだけ一緒に冒険や戦いをできるかも自分にとって重要なポイント。 もし終盤に離脱していたら評価も違っていたし。